こんにちは。
Itoop(アイティープ)の橋本です。
みなさんは、「IoB(アイオービー)」をご存知でしょうか。
「IoT」ならご存知の方も多いと思いますが、「IoB」は次なるテクノロジーとして注目されています。
今回は、いま注目されている「IoB」について書きたいと思います。
そもそも「IoB」とは!?

IoBとは、「Internet of Behavior」もしくは「Internet of Bodies」の略語で、人の行動をデジタルで追跡するテクノロジーを指す言葉です。
例えば、ウェラブルデバイスによる身体情報の収集やペースメーカーは、「Internet of Bodies」にあたります。
これらは、体に直接触れたり埋め込んだりして、体に関する情報を取得するIoB技術で、毎日どのくらいの睡眠をとっているのかを把握したり、身体機能を維持したりするために用いられます。
また、自動車の運転情報や位置情報、顔認識技術は「Internet of Behavior」にあたります。これは「デバイスで取得したデータを快適な生活を実現するために利用する」技術です。
このように、IoB技術を用いて個人がより快適な生活を実現するよう支援するITシステムが今後のトレンドになるでしょう。
一方、「IoB」と似た言葉に「IoT」がありますが、どのような関連性があるのでしょうか。
「IoT」との関係は!?

IoTとは、「Internet of Thing」の略語で、モノのインターネットという意味を持つ言葉です。
IoT技術によって、インターネットはパソコンだけでなく家電や車などさまざまなモノと接続できるようになりました。
代表例として、スマートスピーカーや車の自動運転などが挙げられ、今では生活のあらゆる場面で利用されるようになりました。
また、多くの人が利用することでIoTデバイスから膨大な量のデータが蓄積・収集されるようになり、このデータから、人々の好みの食べ物から行動パターンまで解析できるまでになっています。
IoBは、IoTで収集した情報の活用によってさらに発展しています。
IoTの行動データとIoBデバイスが組み合わされば、睡眠パターンから心拍数、食事や血糖値を追跡するとともに、健康に偏りが出そうなときにはアラートを鳴らすなどの方法で警告を発せられます。
つまりIoBデバイスを、より健康で快適な生活を送るために利用できるようになります。
おわりに
IoBの普及と綱引きする問題として、個人情報に対する懸念も高まるでしょう。
どこまでをプライバシー情報として守るのか、どの程度の利便性を望むのかはユーザーの視点に立ち、考える必要がありそうです。
IoBが浸透するためには、まずはユーザーが安全に利用できる環境を整備し、「情報を取得し活用すること」をユーザーに理解してもらう必要があります。
社会全体で安全に利用する方法や扱う情報の範囲についても議論が必要でしょう。
いずれにせよ、IoBの動向について今後も目が離せません。
この記事がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。