はじめに
こんにちは、Itoop(アイティープ)技術担当の佐藤です!
今回は、今注目されている業界の一つである、フードテックについて書いていきます!
”フードテック”というワードは、みなさん聞いたことがあるでしょうか?僕は聞いたことはありましたが、具体的にどのようなものかは知りませんでした。そこで、今注目されているフードテックについて、調べたことをお伝えします!
フードテックとは!?
フードテックとは「食のフード」(Food)と「テクノロジー」(Technology)を組み合わせた造語です。最先端のIT分野(IoTやICT等)を活用して、食の持つ可能性を広げていくことがフードテックで、今後日本の成長産業として期待されている「伸びる業界」の1つです。
引用:https://www.job-terminal.com/features/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF/
なぜフードテックが注目されているのか!?
注目される理由として、以下3点が挙げられます。
・市場が広い
・SDGsとの繋がりが大きい
・食の安全性を担保できる
「フードテック」の市場は世界的な規模で注目を集め、市場規模は年々拡大し続けています。世界のトータルでは年間2兆円を超える金額が投資されているようです。
日本政府も「SDGsアクションプラン2021」において、持続的な生産・消費の促進、食品廃棄物・食品ロスの削減や活用などに言及していて、国内における「フードテック」の期待も高まっています。
更に「フードテック」の分野は食への安全性を担保できる点でも高く評価されています。テクノロジーの力により、「生産から食品供給までを追跡する仕組み」や、「異物混入を防止する新たな仕組み」、「長期保存可能なパッケージ開発」などの発展が進んでいくといいます。
フードテックによって生み出された最新テクノロジー
フードテックによって生まれた、まったく新しいテクノロジーをいくつか紹介していきます。
・代替肉
培養肉:少ない資源から食肉を生成する技術として注目されています。
プラントベースの代替肉:植物性のタンパク質からつくられた肉のことで、一番メジャーなのは、大豆ミートですね。
・植物工場
屋内で作物を人工的に生産するシステムのことです。光、温度、水の量などをコントロールした施設内で安定した作物の生産と供給を目的としています。
・新食材
人類があまり食してこなかった食料の生産です。例えばミドリムシを粉末にしてクッキーやドリンクにした製品、必要な栄養素が全て取れるグミなどです。さらに代表的なのが「昆虫食」です。昆虫食は栄養価が高く、環境にかかる負担も少なく、低コストで大量生産が可能です。
おわりに
いかがでしたでしょうか?近い将来、「フードテック」は僕たちの日常になくてはならないものとして、生活の中に浸透していくのではないかと思います。そのくらい、この世の中を大きく変えていきそうな業界だと感じました。今後のフードテック業界に、さらに注目していきたいですね!
それでは皆さん、今日も良い一日をお過ごしください。