高精度翻訳サービス「DeepL」とは?Google翻訳との違いは?

こんにちは。Itoop(アイティープ)の橋本です。

皆さんは、翻訳ツールを使用されていますか?

今日紹介するのは、高精度反訳サービス「Deep L」です。

DeepLとは?

ディープラーニングを活用した高精度翻訳サービスです。ドイツのケルンに本社をおくDeepL社が開発する高精度翻訳サービス「DeepL」の基本的な仕組みや情報について解説します。

DeepLで翻訳可能な言語

DeepLは31言語に対応しており、800以上の組み合わせで翻訳が可能です。

基本的な会話やビジネスシーンで用いられる言語は、一通り網羅しているので、この点は安心ですね。

Google翻訳・Amazon Translate・Microsoft TranslateとDeepLの違い

日本国内で有名な翻訳サービスといえば、Google翻訳・Amazon Translate・Microsoft Translate、そしてDeepLです。

私も昔から用いているのは、Google翻訳でした。

ただこれらと比較してDeepLは非常に高い精度であることをアピールしています。

DeepL利用メリット

①低コストで素早く翻訳が可能

DeepLを含めた機械翻訳サービス(コンピュータによって言語翻訳を行うサービス)の最大のメリットは、素早く少ないコストで翻訳が可能となる点です。例えば、人間が行う翻訳サービスの大手「クリムゾン・ジャパン」によると、人間による翻訳サービスは1文字あたり、10.6円〜となっています。

それと比較するとDeepLは1回あたり5000文字という制限がありつつも無料で翻訳をすることができます。(回数制限はないため、5000文字ずつ区切れば何文字でも翻訳が可能です。)仮に有料プラン(DeepL Pro)であっても月額1000円から無制限に翻訳できることを考えると、人間が行う言語翻訳サービスと比べれば比較にならないほど低コストになります。

また、スピードの観点でも勝ります。DeepLは5000文字の翻訳をたった数秒でやってのけるのに対して、人間の翻訳サービスは数日〜1週間程度かかります。ビジネスにおいてスピードも重要なコストの一つですので、その点においてもDeepLを利用することは大きなメリットがあると言えます。

最新A Iによって仕事が無くなると言われていますが、翻訳技術の向上で需要が減る職業もありそうですね。。

②自然な日本語への翻訳

オンラインの翻訳サービスを使ったことがある人なら誰もが理解できる感覚が「翻訳サービスっぽい文章」という感覚でしょう。日本語として誤ってはいないのだけれども、どこか少し不自然で、回りくどかったり形式張っていたりする文章への翻訳。これらはDeepLによってもう既に過去のものになりつつあります。

DeepLは大規模モデルを利用し深層学習(ディープラーニング)によって翻訳性能をどんどんと向上させており、もう「翻訳サービスっぽい日本語」と感じない場面が増えてきています。これは他の翻訳サービスと比較したときのDeepLの大きな特徴の一つとなっています。

私もこの性能には非常に興味があります。違和感のある日本語、もしくは英語翻訳があることによって、再度翻訳を見直す必要もあったので、信頼ができますね。

③ブラウザ連動による新しい翻訳体験

DeepL ProにはGoogle Chromeの拡張機能を利用することで、他言語のWebサイトを表示した際に瞬時に日本語に翻訳してくれる機能があります。これを導入することで「翻訳する」という作業がそもそも不要になり、どの言語のWebサイトやニュースも「何も考えず日本語で読むことができる」ようになるのはDeepLを利用する大きなメリットと言えるでしょう。

DeepLの使用方法

①ブラウザ

DeepLの最も基本的な使い方はブラウザでDeepLの翻訳サービスページにアクセスして翻訳したい文章を貼り付けることです。また、同ページ内で各種ファイル(PDF、ワード、パワーポイント)をアップロードして翻訳することもできます。

②Google Chromeの拡張機能として利用>

DeepL翻訳はGoogle Chromeの拡張機能に追加できます。翻訳したい文章を選択するだけで翻訳できるため、ネット上の文章を翻訳したいときは、拡張機能を使うほうが便利です。
このほか、例えばSNS上の入力フォームなどに自分が入力した文章も直接翻訳可能になります。

③デスクトップアプリとして利用

DeepL翻訳のデスクトップアプリを使えば、Google Chromeだけでなくあらゆる場面での翻訳が簡単に行えるようになります。
使い方は拡張機能と同様、翻訳したい部分を選択してコマンドを押すだけです。

まとめ

深層学習の発展に伴い、機械翻訳サービスは日々進化を遂げています。その中でも、世界最高レベルの翻訳精度を誇るのがDeepL翻訳です。今後はさらに利用者が増え、対応言語も充実し、精度が向上していくと期待されます。
ぜひ、Google Chromeの拡張機能に追加したり、デスクトップアプリをインストールしたりしてDeepL翻訳を利用し、快適な翻訳環境を整えましょう。

-----------

【株式会社ゆいまーるについて】
▼HP
http://yuima-ru-tokyo.com/
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、ITコンサルティング、ブランドプロデュース、ヴィーガンコンサルティング事業などに取り組んでいます。

代表・島袋 尚美(しまぶくろ なおみ)

経歴:筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。

入社2年目でIBMに転職、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始。

28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。

国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、システムコンサルティング事業やブランドプロデュース事業、ヴィーガンコンサルティングなど複数の事業を手掛ける。