ジェネレーティブAIを検索エンジンに導入へ!検索の常識を大きく変える「SGE」とは?

こんにちは、Itoop(アイティープ)の広報担当の黒澤です!

【大注目!】従来のAIとは異なる「ジェネレーティブAI」世の中に与える影響とは?で紹介した、「ジェネレーティブAI(生成系AI)」
今まさに、AI業界で注目のホットワードとなっております。

ジェネレーティブAIの導入が加速する中で、Googleは先月、ジェネレーティブAIを検索エンジンに応用する「Search Generative Experience(SGE)」を発表しました。

SGEは、Google検索に生成AIを導入する新たな仕組みで、質問から質問へと文脈を引き継ぎながら、Webコンテンツや画像を紹介し、自然にトピックに関する探索を行えるようにするものです。

現在、米国のユーザー限定でウェイトリストの申請を行うことで、プレビュー版の利用が可能となっています。

そこで、今回は今後の検索エンジンを大きく変える可能性を秘めているSGEについて紹介します。


SGEでは関連コンテンツの提示により、多角的な情報の取得が可能に!

SGEでは、検索結果を単なるテキストのリストではなく、関連するコンテンツを提示します。

そして、最も魅力的な機能の一つは、対話的な検索体験を実現する点。
ユーザーは単発の検索ではなく、会話のような形で質問を継続することができ、より関連する情報を得ることが可能となります。

例えば、「坂道を伴う5マイルの通勤に適した自転車」と検索すると、「坂道には電動自転車がオススメ」という情報と共に自転車の商品ページを提示してくれます。

参照:https://blog.google/products/search/generative-ai-search/

続けて、「赤い電動自転車」と入力すると「坂道を伴う5マイルの通勤に適した赤い電動自転車」の検索結果が表示されます。

参照:https://blog.google/products/search/generative-ai-search/

このように、関連コンテンツを表示し、質問から質問へと文脈が引き継がれることで、欲しい情報をより見つけやすくなります。


SGEの利用例として、最も期待されるものは商品検索

SGEの利用例として期待されるものは、商品検索です。

欲しい商品を検索する場合、具体的な商品名を分かっていれば、商品名で検索を行います。しかし、どの商品を購入しようか迷っている場合は、同様の商品を比較しているwebサイトを閲覧したり、商品の口コミを見たりします。

SGEの導入によって、関連する商品のスナップショットの一覧が表示され、商品説明を見ると、ユーザーが購買時に必要な情報を瞬時に確認できます。


おわりに

このように、SGEが導入され、AIが生成する回答を検索結果のトップに掲載することで、より便利で豊富な情報を元にした検索体験が実現されます。
ユーザーはより迅速、かつ的確な情報を得ることができるようになるでしょう。

検索エンジンの常識を大きく変える可能性を秘めているSGE。
日本での実装は未定ですが、近い将来、日常で使える日々を楽しみにしています。


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