はじめに
こんにちは、Itoop(アイティープ)の広報担当の黒澤です!
皆さんはマルウェアをご存知でしょうか?
多くの方がコンピューターウイルスと呼ぶ、不正なソフトウェア全般のことを「マルウェア」と呼びます。
今回はマルウェアについてご紹介します!
マルウェアの種類
マルウェアは3つの種類に分類されます。
・コンピューターウイルス
宿主となるソフトウェアにくっついて実行されるとウイルスに感染します。
自己増殖して他のデバイスにも感染します。
・ワーム型ウイルス
先程のコンピューターウイルスと同じく自己増殖するマルウェアですが、プログラム単体で活動し、ファイルやメール機能を利用して感染をひろげます。
・トロイの木馬
ユーザーに価値のあるプログラム、ファイルになりすまして感染します。
感染するとPCが乗っ取られる可能性があります。
過去の感染事例
CryptoLocker
2013年に猛威をふるったランサムウェアです。電子メールの添付ファイルを介して拡散しました。
感染するとファイルが暗号化され、ハッカーから解読キーが送られる代わりに、数百万ドルの身代金が要求されます。
Emotet
2022年に日本でも流行しているランサムウェアです。
感染すると、他のマルウェアをダウンロードしたり、通信先にEmotetを送信して社内で爆発的な感染などを引き起こします。
ウイルス検知ソフトに反応しない正規の機能を利用しているので、検知もすり抜けやすいです。
マルウェアへの対策
ウイルス対策ソフトを導入しましょう。norton、Mcafeeは強力なセキュリティ対策が可能で手厚いサポートもあります。
Windowsなら初期設定でWindows Defenderもあるのでお好みで利用してください。
以下の記事でも紹介しております。
【セキュリティ対策】無償ウイルスソフトMicrosoft Defenderとは
不審メールを発見した時のすぐできる対策として以下があげられます。
・受信したメールアドレスが不審なドメインになっていないか確認する
・メール本文のURLは開かない。
・システムのバックアップを取得する
・添付ファイルは開かない
終わりに
いかがでしたでしょうか?
今回はマルウェアについてご紹介しました。
うっかり不審なメールを開いてしまった。
ネットから不審なソフトをダウンロードした。
気を抜いた時に事故が起きやすいので、常日頃からセキュリティ意識を持ちましょう。
それでは良い一日をお過ごしください。